建築家ピエール・ジャンヌレの椅子は、今もなお多くの人々に愛され続けています。そのシンプルで機能的なデザイン、耐久性の高い材質、そして何よりもその快適さから、高く評価されているのです。
この記事では「ピエール・ジャンヌレの椅子の座り心地は良いのか?」をテーマにジャンヌレの椅子の特徴や座り心地、実用性について解説します。
また、PIERRE JEANNERET TOKYOで販売しているジャンヌレのリプロダクト品(復刻品)の中からおすすめの椅子を紹介し、その座り心地や機能性を紹介します。
ジャンヌレの椅子に興味がある方、リプロダクト(復刻品)の購入を検討しているという方はぜひご覧ください。
ピエール・ジャンヌレの椅子の特徴
ピエール・ジャンヌレは、インドのチャンディーガルの都市計画の一環で様々な家具のデザインを手掛け、チャンディーガルファニチャー(チャンディーガルの家具)として知られています。
デザインした椅子は数千脚にも及び、主に現地で入手可能な素材、特にチーク材や藤を使用して製作されました。
シンプルかつ実用的なデザインが特徴的で、特にV字型の脚は、ピエール・ジャンヌレの椅子の象徴でもあります。
ピエール・ジャンヌレの椅子の座り心地は良い?
ピエール・ジャンヌレの椅子は、そのデザイン性だけでなく、座り心地の良さにおいても高い評価を受けています。機能美を重視するモダニズムの原則に基づき、見た目の美しさだけでなく使用する人の快適性を考慮して椅子は設計されています。
人間工学に基づいた設計が施されており、体に自然とフィットするような形状で、角度にもこだわりが詰まっています。
チーク材や藤などの自然素材は、その質感が快適な座り心地を実現し、同時に椅子に温かみを加えています。
視覚的な満足感だけでなく、身体的な快適さも得られるのが、ピエール・ジャンヌレの椅子の魅力でもあります。
【復刻品】ピエール・ジャンヌレのおすすめの椅子
それではここからは「PIERRE JEANNERET TOKYO」が販売するピエール・ジャンヌレの椅子のリプロダクト品(復刻品)を3つ紹介します。
ARMLESS EASY CHAIR
こちらはチャンディーガルの都市建設中にプライベートレジデンス用に製作されたものです。
ジャンヌレのデザインを象徴するV字型の脚、通称コンパスレッグが特徴的で、シンプルながらもデザイン性の高さが感じられます。
背もたれが緩やかに傾斜しているため、日常的な座り心地の良さをもたらします。ヨットクラブラウンジ、パンジャブ大学、行政施設など、チャンディーガルの街中の多くの建物内で使用されていました。
OFFICE CANED CHAIR
ピエール・ジャンヌレの代表作でもあるこちらは、シンプルでミニマリズムが際立ち、座り心地の良さにも配慮された設計が特徴的です。
ジャンヌレのデザイン哲学を象徴するようなこの椅子は、機能性とデザイン性を兼ね備えています。
チャンディーガルの裁判所を始めとする行政施設や、パンジャブ大学の学生寮などで日常的に使用されていました。
公共の場で長年にわたり利用されることを前提に設計されたため、強度と耐久性においても配慮されています。
KANGAROO CHAIR
こちらはチャンディーガルの総合病院の待合室や多くのプライベートレジデンスで使用された、座高の低い椅子です。
座り心地の良さを実現するために設計されたデザインが特徴的です。緩やかなカーブを描く背面と座面の幅広い設計は、座る人の体を自然に受け止めます。
また美しい佇まいを形作るZシェイプのフレームも特徴的で両サイドに伸びるフレームは、椅子に独特の視覚的魅力を与え、空間に置かれた際には芸術作品のようにも見えます。
TEAK ARMCHAIR
1960年代半ばにデザインされたこちらのアームチェアはチャンディーガルのオフィスや住宅、公共施設など、幅広い用途で使用することを目的に考案されました。
実用性の高いサイズで肘掛けもあり、シンプルなデザインながらもV字型の脚(コンパスレッグ)や、座面と背もたれ部分の編み込みが美しさを引き立てています。
こちらの椅子もまた他の椅子と同様に座り心地の良さに配慮された設計で、耐久性の高さもあります。
PIERRE JEANNERET TOKYOについて
私たち「PIERRE JEANNERET TOKYO」が提供している、ピエール・ジャンヌレのチャンディーガルファニチャーは、ジャンヌレが残したデザインと設計図に基づいて、インドの専門工場で丁寧に製造しています。
この工場では、当時のピエール・ジャンヌレのデザインオフィスで家具職人として働いていた人の親族が、家具製造の全過程を指揮しています。彼らは、その伝統を次世代に伝えることに尽力しているのです。
伝統的な技法と職人の熟練の技術が、PIERRE JEANNERET TOKYOが提供する家具の品質の高さの根源でもあります。選び抜かれたチークの古材を使用し、曲線を描く背もたれ、精密に計算された座面の傾斜、そして快適な肘掛けなど細部に至るまで忠実に再現しています。
伝統的な継ぎ手技術や、手作業による藤の編み込みシートも、品質の高さの証です。これらによって、耐久性と美しさの両方を家具にもたらします。
一脚の椅子を完成させるのに平均して一週間を費やし、細心の研磨作業を施してからお客様の手元にお届けしています。
このような製造過程を通じて、ピエール・ジャンヌレがデザインした家具を現代に蘇らせ、お客様に最高品質の家具を提供しています。
座り心地の良いピエール・ジャンヌレの椅子を手にしてみては
ピエール・ジャンヌレがチャンディーガルで手掛けた椅子は、そのシンプルながらも洗練されたデザインと、人間工学に基づいた快適な座り心地が特徴的です。
不朽の名作として現代においてもその評価は高く、デザインを忠実に再現したリプロダクト品(復刻品)が数多く販売されています。
ピエール・ジャンヌレの椅子は、オフィスや住宅など様々な空間に馴染み、美しさと機能性を兼ね備えているため、デザインと実用性の両方を求めている方々におすすめです。
「PIERRE JEANNERET TOKYO」では、高品質なピエール・ジャンヌレのチャンディーガルファニチャーを提供しておりますので、ご興味がございましたらぜひ製品ラインナップをご覧ください。
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